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※重要※ 2025年9月15日以降に設置する外窓・ドアに係る要件見直しについて

2025.08.21|大事なお知らせ

こんにちは!
想庵の中橋です。

ちょっと突然ですが、
住宅省エネ2025キャンペーンの「先進的窓リノベ2025事業」において、
2025年9月15日以降に設置する外窓・ドアに係る要件が見直しされました!!

猛暑が過ぎた頃を目安に「先進的窓リノベ」の制度を使って、
外窓・ドアのリフォーム工事を考えておられた方や、
今まさにリフォーム工事の打合せ中の方などには、
「えー!」
と言った内容になっております。

そもそも何でこの時期のこのタイミングに制度変更をしなければならないのか?
その理由は…

「本事業は、補助事業者の申請手続きの負担を軽減し、住宅の省エネ化を強力に促進するため、定額による補助を採用しております。また、消費者の幅広いニーズに対応できるよう、窓の設置方法に係る制限をできるだけ設けないこととしております。
しかし、一部において、壁に新たに多数の窓を設置するなど、改修の前後で住宅の総合的な断熱性能が向上したとは考えにくい事例が確認されております。
こうした事例には事業の支援目的以外の目的を含むとも推察されることから、
今般、こうした工事の抑制を図るため、やむを得ず補助対象要件の見直しを行うことといたしました。」

という事です。

ではその「見直し内容」はというと、

  • ① 以下に該当する外窓・ドアは、いずれも補助対象にならなくなります。

    • イ)外壁等に新たに開口部を設けて設置する外窓・ドア
    • ロ)既存の開口部を拡張して設置する外窓
    • ハ)開口部の位置を変更して設置する外窓・ドア
    • 例外として増築に伴って開口部を有する外壁を撤去し、新たに設置する外壁に既存開口部と同規模・同数の開口部を設けて設置する外窓・ドアは補助対象となります。
      (申請にあたっては、増築前後の外窓・ドアの位置・数および大きさが確認できる図面の提出が必要になります。)

    イ)外壁等に新たに開口部を設けて設置する例

    ロ)既存の開口部を拡張して設置する例

  • ② 既存の開口部における外窓・ドアの交換工事において、交換工事前のサッシ数を上回る数のサッシ数の外窓・ドアを設置する場合は、該当のサッシは補助対象になりません。(既存サッシと同数まで補助対象になります)
    ただし、強度の制約から交換前の製品と同じ大きさのものを設置できず、
    やむを得ず最低限に分割して製品を設置する場合は、設置した製品分を補助対象とします。
    (必要に応じて、製品メーカーのカタログ等の提出を求め、確認を行います)
    交換前のサッシの数より多く製品を設置する例

    • 引違い窓2枚建(1製品)→FIX窓(4製品)

    • 製品数は、性能証明書の発行枚数で確認します。
    • 引違い窓4枚建(1製品)→引違い窓2枚建(2製品)

  • ③ ①②は、工事請負契約日および契約に含まれるリフォーム工事全体の工事着手日に関わらず、2025年9月15日以降に交換・設置する外窓、ドアに適用します。
    ただし、BELS評価書または既存住宅性能評価書等の提出により、リフォーム後において
    断熱等性能等級5を満たす住宅については、①②に該当する場合であっても補助対象となります。


    何だか内容が分かりずらいな??
    という方は、
    遠慮なくご相談ください!!

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