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家を”広く見せる”コツ?

2025.10.28

こんにちは!建築工房想庵の小倉です^^

 

家づくりの打ち合わせでよく聞くのが、

「ちょうどいい大きさの家がいいけど、

できるだけ広く見せたい!」

同じ広さでも、見せ方や空間のつくり方で

けっこう印象が変わったりします。

今日は、「高さ」「広がり」「抜け感」の3つの視点から、

家を広く見せるための工夫をご紹介します!

① 高さで広く見せる

天井の高さを変えるだけでも、

部屋の印象はガラッと変わります♪

▪ 吹き抜けをつくる

リビングに吹き抜けをつくると、

上方向への広がりが生まれ、開放感がぐっとアップします。

小さな家でものびやかに感じられます。

吹き抜けが難しい場合でも、

「勾配天井」にするだけで視線が上に抜けて広く見せる効果があります。

 

② 広がりの見せ方で広く感じさせる

壁をできるだけ減らして

空間をつなげると広がりが生まれます。

▪ LDKをワンフロアにまとめる

リビング・ダイニング・キッチンを一体にすると

視線が奥まで抜け、実際よりも広く感じます。

▪ 引き戸や間仕切りで”仕切れるけど閉じない”空間に

必要なときだけ閉められる引き戸等で

プライバシーを守りながらも開放感をキープできます。

 

③ 抜け感をつくる

窓の配置や視線の抜け方を工夫すると、

面積以上の広がりを感じられます。

▪ 大きな開口で外とつながる

リビングの掃き出し窓からデッキや庭が見えると、

空間がグンと広く感じます。

外までリビングが続いているような印象に♪

▪ フィックス窓で視線を抜く

フィックス窓を高い位置につけると、

視線が遠くまで伸び、天井が高く見えます。

 

“広く見せる”は工夫でつくれる!

  1. 高さの広がり(吹き抜け・勾配天井)
  2. 間取りのつながり(ワンルーム・引き戸)
  3. 視線の抜け(大きな窓・外とのつながり)

これらをバランスよく取り入れることで、

限られた面積でも、ゆったりとした心地よい空間をつくることができます

「広く見せる家」で大事なことは”視線の流れ”と”光の入り方”。

壁を減らすだけでなく、抜けや明るさまで考えて設計すると、ぐっと気持ちのいい家になりますよ。

家づくりの際にぜひ参考にしてみて下さいね!

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