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設計品質と施工(現場)品質、どっちが大事?

2025.03.13|家づくりのこと

こんにちは!

想庵の村井です。

今日は緒とまじめなお話を…

(いつも真面目なつもりですがw)

さてさて、家づくりって

「設計品質」と「施工(現場)品質」という

2つの品質があるのをご存じですか?

「え?品質ってひとつじゃないの?」と思うかもしれませんが

実は家づくりでは 「設計する段階での品質」「実際に建てるときの品質」

2つがあるんです。

家づくりは、大工さんや職人さんがいきなり現場で作業を始めるわけではなく

まずは図面を作るところからスタートします(当たり前ですよね・・・💦)

また、耐震性能や断熱性能などの性能がどれくらいの家なのか?

ということも実はこの設計品質だったりします。

この「設計図の段階での品質」を設計品質といいます。

そして、その設計をもとに職人さんたちが実際に家を建てていくわけですが

簡単に言うと、そのときの出来上がった家が「施工品質」です。

どちらも大事ですが、設計品質はあくまで「理想の形」

実際の工事で設計通りに仕上げられなければ、「絵に描いた餅」になってしまいます。

施工品質が落ちるとどうなる?

たとえば、家の土台となる基礎のコンクリートの厚み
図面では「この厚さで!」と決まっていますが、もし現場で間違って薄く作られてしまったら?

基礎が薄いと、地震のときに強度が落ちたり、家が傾きやすくなったりする可能性があります。

でも…コンクリートは一度固まったら、やり直しができません。

「ミスがないように職人さんたちが頑張るから大丈夫じゃないの?」と思うかもしれませんね。

もちろん、職人さんたちはプロです。

でも、人間だから100%ミスをゼロにすることはできません。

大事なのは、「間違いがあったときに、すぐに気づけるかどうか」なんです。

第三者による10回のチェックを!

そこで想庵でも実施しておりますが

家が完成するまでの間に、第三者機関による10回の監査を実施がおススメ!

「え?なんでそこまで?」と思うかもしれませんが、その理由はシンプル。
一度現場が進んでしまうと、あとから手直しが難しく取り返しがつかなくなるから。

基礎や柱、断熱材、屋根…どれも家の大事な部分ですが 、「完成してから」では見えなく

なってしまうものが多いんです。

だからこそ、建築中の段階でしっかりチェックを入れて、ミスを未然に防ぐことが大切。

たとえば、
☑ 基礎のコンクリートが設計通りの厚さになっているか?
☑ 金物や防水が正しい施工方法で工事されているか
☑ 断熱材がしっかり設計通りの方法と量でちゃんと入っているか?

こういったポイントを、第三者機関の専門家がしっかり確認。

「設計品質」から「施工品質」へのズレをなくすための仕組みなんです。

一生に一度の家づくり、安心して進めたい!

家は、一生に一度の大きな買い物。だからこそ

「安心して任せられる仕組みがあるか?」 がとても大事です。

「設計はしっかりしているから大丈夫!」ではなく

「ちゃんと設計通りに建てられる仕組みがあるか?」まで

ちゃんと検討するのが、後悔しない家づくりのポイント。

あなたの大切な家族が、これから何十年も安心して暮らせる家。

そのために、こんなチェック機能も必要なのではないでしょうか?

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