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外壁リフォームの落とし穴

2023.07.20|修繕・リフォーム・リノベーション

こんにちは。村井です。

今日は引き続きリフォーム編という事で外壁リフォームについて

少し触れていきたいと思います。

 

最近よく見る、外壁の上に重ね貼りする方法。

コストも抑えやすく見た目もきれいになりますので

結構あちらこちらで見かけます。

 

ただ、外観の美しさとやコストという点だけにフォーカスして

大丈夫でしょうか?

ということで、重ね張りのデメリットやリスクをわかりやすく解説します。

 

外壁の厚みと重量増加

 外壁を重ね張りすると、元々の外壁に加えて新しい外壁が重なるため

商品によっては外壁の厚みと重量が増します。

これにより、建物の荷重や耐久性に影響を与える可能性があります。

お住まいの家の骨組みに負担にならないかしっかり考えたいところですね!

 

外壁の劣化や湿気の問題

現状の外壁の上に新しい外壁を貼る場合、元々の外壁の状態や劣化の程度によっては

それが新しい外壁やにも影響を与える可能性があります。

また、通期をしっかり考えておかないと空気層の中に湿気が溜まり家そのものに対する

リスクもでてきます。

 

重ね張りの制約

外壁の重ね張りは、元々の外壁の状態や形状によって制約があります。

一部の問題箇所や凹凸のある部分(特に窓廻り)では、適切に外壁を貼ることが難しい場合もあります。

 

現況の家そのものへの影響

外壁をはぐらず重ね貼りする事で今の家の状態を見逃すコトにもなりかねません。

・通気の状況(壁内結露や木の傷み腐り)

・断熱材の状況(現況断熱材はしっかりと機能できる状況になっているか)

・白アリが発生していないか

これを見逃して上貼りで外壁を施工すると「臭いものに蓋」をした状態になって、後々大きな修繕工事に

なってします可能性も出てきます。

 

コスト面の検討

外壁の重ね張りは、全体の工事費用を抑えることができるメリットがありますが、最終的な費用は建物の

状態や外壁の素材、施工方法によって異なります。

予算に応じて、他の外壁リフォーム方法と比較検討することが重要です。

 

以上が、外壁の重ね張りに関連するデメリットやリスクの一般的な解説です。

ただし、外壁リフォームの具体的な状況や建物の状態によっては、さらなるリスクやデメリットが存在する可能性があります。

メリットもデメリットもよく検討した上で、適切な工事の選択をしていきましょう‼

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