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お家を建てる前の儀式?

2024.04.22|家づくりのこと

こんにちは!想庵の小倉です^^

 

皆さんはお家を建てる際に行うお祭りを知っていますか?

今回は着工前に行う、

「地鎮祭」についてご紹介していきます!

 

まず地鎮祭とは何かといいますと、

その土地の神様に「これからこの土地に家を建てさせて頂きます」と

報告をする為のお祭りです。

その他、

その土地に生きている草花や虫たちにご挨拶をする、

これから工事をする上での安全祈願、

住まわれた際の繁栄を祈る等、

沢山の意味が込められています。

 

 

地鎮祭では祭壇に、

海のもの 魚や昆布。

山のもの 果物。

野のもの 野菜をお供えします

(その他、お米やお酒などもお供えします)。

 

祭りでは、土地の四隅を祓い清め、

米・塩・切麻を撒く「四方祓い」や

土地を耕して整地するという意味が込められている

「鍬入れの儀」等、10の項目を行います。

 

―10項目一覧―

①修祓(しゅばつ)
参列者・お供え物を祓い清める。

②降神(こうしん)
祭壇に立てた神様を招く場所に、その土地の神様を迎える儀式。

③献饌(けんせん)
神様に祭壇のお供え物を食べていただく儀式。

④祝詞奏上(のりとそうじょう)
建物を建てることを神様に告げ、工事の安全を祈る。

⑤四方祓(しほうはらい)
土地の四隅をお祓いをし、清める。

⑥地鎮(じちん)
鍬(くわ)や鋤(すき)を入れ、工事の無事を祈る。

⑦玉串奉奠(たまぐしほうてん)
工事が無事に完了する事を願って、その心を神様に捧げる儀式。

⑧撤饌(てっせん)
神様へのお供え物をお下げする。

⑨昇神(しょうしん)
神様が帰るための儀式。

⑩神職退下(しんしょくたいげ)
以上で地鎮祭はめでたく終了。

 

地鎮祭は人生で一度行うか行わないかの

家づくりの最初の行事なので、

ご家族様全員でご参加されることが多いです。

日本書紀にも記載されるほど、

昔から続くこのお祭りが令和の時代でも、

受け継がれているってなんだかすごいですよね!

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